河童(カッパ)は日本産のUMA(未確認動物)です。河童に関する伝説は多く残っていて、日本各地での目撃情報も、古来、数多くあります。(個人的には河童はUMAと言うよりは、妖怪や伝説上の生き物と言った感じで受け止めているのですが…もし実在するのであれば、それは妖怪や伝説の存在などではなく「未発見の生物」、即ち、UMAであると言う事になります。)

良く耳にする河童の外見的な特長には以下の様なものがあります。

• 身体は小柄で子供くらいの大きさ
• 全身が緑掛かった色をしている
• 頭頂部には皿(窪み)がある
• クチバシがある
• 手足の指の間に水掻きがある
• 背中に甲羅がある
• 二足歩行が可能

河童の頭頂部にある皿(窪み)は水で濡れている必要があり、この皿が乾くと河童は衰弱し、最後には死んで仕舞うと言われています。

身体的特徴以外に良く聞く河童の特長には以下の様なものがあります。

• 川・湖・沼などの水中・水辺で暮らしている
• キュウリが好物
• 相撲が好き
• 人間の尻子玉を抜く
• 万能薬の製法を知っている

河童は相撲が好きで、人間の子供を相撲に誘い、負けた子供からは尻小玉を抜くそうです…。

河童が実在している(実在していた)と言う確かな証拠は未だありません。しかし、世の中には河童のミイラと言われるものが幾つも残っています。もし、これが本物の河童のミイラならば(何を以て本物とするかは分かりませんが…)、例え河童が既に絶滅していたとしても、少なくとも河童は実在していたと言う事になります。しかし、河童のミイラと呼ばれる物体は見た限りではどれもこれもこの上なく怪しげなものばかりの様に見えます…。

もし、河童が妖怪でも伝説上の生き物でもなく実在しているのであれば、そして絶滅もしていないのであれば、(当然の事ですが)生きている河童を発見、捕獲する事が最も分かり易くその存在を証明する方法だと言えるのですが…中々捕まらないようです…。