ソロモンの大いなる鍵

ソロモンの大いなる鍵

ソロモンの大いなる鍵(ソロモンの鍵、ソロモンの大きな鍵、ソロモンの大鍵)はS・L・マクレガー・メイザース(マザース)が幾つかの写本と資料を元にして翻訳(英訳)、編纂したものであり、最も有名な魔術書の1つであると言えます。翻編者であるS・L・マクレガー・メイザース(マザース)は、このソロモンの大いなる鍵は疑う事なくソロモン王の著作(が伝わったもの)であるとしていますが、しかし、ソロモンの小さき鍵(ゲーティア)と同様にソロモン王の名を冠する事によって尤もらしさを持たせるための箔付けが為されているのではないかと言うのが妥当なところの様です。このソロモンの大いなる鍵では精霊を召喚する魔術の方法が細かく紹介されています。良く見掛ける七惑星のペンタクルが掲載されているのもこの書です。(土星のペンタクルが7つ、木星のペンタクルが7つ、火星のペンタクルが7つ、太陽のペンタクルが7つ、金星のペンタクルが5つ、水星のペンタクルが5つ、月のペンタクルが5つ、計43種類のペンタクルが載っています。)これらは魔術の目的に応じて使い分けるものであり、精霊の召喚時に用います。

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