アルマデル奥義書
アルマデル奥義書
アルマデル奥義書(アルマデル魔術書、アーマデル奥義書、アルマデール奥義書…)(The Grimoire of Armadel)は天使及び悪魔のタリズマン(タリスマン)(Talisman)の作成方法が書かれた魔術書(魔法書)であり、天使及び悪魔のシジル(印形)(Sigil)の紹介、そのシジルを元にしてタリズマンを作るために必要な呪文、方法、心得などが書かれています。因みに、書に冠せられているアルマデルと言う言葉には不明な点が多く、著者の名前であるとも言われていますが、はっきりとした事は分かっていません。
天使と悪魔のタリズマン(タリスマン)
アルマデル奥義書では以下のタリズマンを作る事が可能です。
- ツァドキエル(ザドキエル)(Zadkiel)
- サバエル(Thavael)
- カファエル(Caphael)
- サマエル(Samael)
- ウリエル(アウリエル)(Uriel)
- ミカエル(Michael)
- ガブリエル(Gabriel)
- ラファエル(Raphael)
- ヘタエル(Hetael)
- ヴァウアエル(Vau-ael)
- ザイナエル(Zainael)
- ヘサティア(Hethatia)
- テタハティア(Tetahatia)
- アレプタ(Alepta)
- ベテル(Betel)
- ギメラ(Gimela)
- ダレテ(Dalete)
- ファレト(Phalet)
- サマエル(Samael)
- カマエルと配下の霊(Camael and his Spirits)
- ハニエルと配下の霊(Haniel and his Spirits)
- アナエル(Anael)
- オフィエルと配下の霊(Ophiel and his Spirits)
- アウモデウス、レヴィアタン(Asmode, Leviatan)
- 同上
- ヘモストピレ(Hemostopile)
- ベルフォル(Brufor)
- ラウネ(Laune)
- ベトル(Betor)
- ツァドキエル(ザドキエル)、サキエル(Zadkiel, Sachiel)
- 同上
- フール、ガブリエル(Phul, Gabriel)
- 同上
- アラトロン(Aratron)
- ルシファー、ベルゼビュート、アスタロト(Lucifer, Belzebut, Astarot)
- 同上
- 同上
- ザフキエルと配下の霊(Zaphkiel and his Spirits)
- オキと配下の霊(Och and his Spirits)
- ガブリエルと配下の霊(Gabriel and his Spirits)
- ミカエルと配下の霊(Michael and his Spirits)
- カシエルの配下の霊(The Spirits which be under the domination of Cassiel)
- 力と助言の霊(Spirit of Force and Counsel)
- 喜びの霊(Spirits of Joy)
- 慈愛の天使(Angels of Love and Charity)
タリズマン(タリスマン)の作り方
アルマデル奥義書に書かれているタリズマンの作成方法を全て書いて行くととても長くなってしまうので、以下ではその概略のみを紹介します。
先ず、天使、或は悪魔のシジル(印形)を羊皮紙に書き写します。次に魔法円(円環)の中に入り、シジルを書いた羊皮紙(タリズマン)に力を与える作業、即ち、対象となる天使、或は悪魔の召喚作業を行います。この力を与えるための作業を3日間行えばタリズマンは完成です。後はそれを身近に置いておくだけでタリズマンの効果を得る事が出来ます。
悪魔のタリズマンについては余程の事がない限りは作らない方が良いとされています。